株式会社裕生 様
健康/安否報告を即時にアプリ化、
全社員のデジタル活用意識が向上
最短1時間で業務アプリを自社開発し、
BCP強化やSDGs対応を加速
ビルメンテナンス業界の老舗として、オフィスビルや商業施設の設備管理、清掃管理、保安警備事業を展開している裕生。豊富な経験と高い技術力に裏打ちされたサービスが高く評価されている。社会全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、同社の業務はアナログなものが多く、デジタル化が遅れていることに危機感があった。まずは身近な業務からデジタル化して、成功体験を積み上げ、デジタル活用意識を高めたい──。そう考えた同社はPlatioを活用。健康管理アプリと安否確認アプリは3日、業務改善提案アプリはなんと1時間で作成した。
事例のポイント
社員のデジタル活用意識を高めるため、健康管理や安否確認、アルコールチェック・社有車管理などのアプリを最短1時間で開発。使いやすさなどからすぐに定着し、社員発の業務改善アプリの提案にもつながっている。
課題・目的
- これからのビジネスにデジタル技術は不可欠。社員のデジタル活用意識を高めたい
- BCPのために毎日の体温や体調などの健康管理、災害発生時の安否確認を効率的に行ないたい
- SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが企業の存続を左右するようになるとの危機感がある。対策を講じておきたい
導入効果
- アプリで報告することが日常的になり、社員のデジタル活用意識が向上。社員発の新アプリの提案にもつながった
- プルダウンなどを駆使して「10秒で報告できる」アプリを作成。使いやすさがアプリの定着につながり、報告率98%以上を継続している
- 心身の不安を気兼ねなく報告したり、フォローできる体制が整備。健康や福祉を掲げているSDGs対策につながっている
作成したアプリ画面
アプリ活用イメージ
現場へ直行する前にスマホから手軽に体調を報告
体調不良の際は管理者へプッシュ通知が届きすぐにフォローできる
アルコールチェッカーの数値はスマホから手軽に撮影し報告に添付
常に現場と意見交換をしながら使いやすさを改善
運用イメージ(健康管理/安否確認アプリ)
選定ポイント
- テンプレートが豊富で、開発スキルがなくても様々なアプリを簡単に作成できる
- 現場が地下にあり電波環境が悪くてもオフラインでアプリを利用できる
- 明確な価格設定で安心して導入できる上、スモールスタートが可能
- 操作や使いこなしに悩んだ時や要望を伝えたい時に、アステリアの担当者が柔軟に対応してくれる
ユーザーのひと言
Platioに期待したのは「イグニッション(点火)」ツールの役割です。まずは私が主導してアプリを開発し、社員のデジタル活用意識を高めよう。そう考えて取り組みを開始しましたが、すぐに社員の発案による「業務改善提案アプリ」が生まれました。管理を受託しているビルや施設トラブルにいち早く気付いた際や、改善提案などを報告し、関係者で素早く共有・対処できるアプリです。アプリはわずか1時間で開発でき、その日から運用しています。Platioはこのようにアイデアや気付きをすぐに形にできるのがメリットです。今後は他の業務や拠点に展開して、積極的に活用していきたいと考えています。
専務取締役 根本 将氏(上)
業務部 次長 高田 和浩氏(下)
株式会社裕生 |
所在地 |
東京都中央区銀座1丁目11番3号
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会社概要 |
設備管理、清掃管理、保安警備を中心とするビルメンテナンス業 |
従業員数 |
550名(令和3年10月末現在) |
U R L |
https://kk-yusei.jp/ |