株式会社小坂田建設 様
車両/建機点検アプリで
オイル交換時期を確実に把握し故障を予防
「紙はなくなる・破れる」「PCを開くのは手間」
工事現場の課題をスマホ&アプリで解決
宅地造成、道路、林道など、幅広い土木工事を通じて地域の人々の暮らしに貢献している小坂田建設。同社では、工事用の車両や建設機械(以下、建機)の始業前点検をはじめとした点検と管理を徹底している。しかし、紙の点検用紙は、運転席がオープンになっている建機では雨に濡れて破れたり、紛失してしまったりすることがあった。点検管理の不備からオイル交換の時期を逃すとエンジンの修理に約80万円/台かかってしまう。そこでPlatioで車両・建機点検アプリを作成。紙での点検を失くし管理を効率化、故障の予防などに役立てている。
事例のポイント
Platioのパートナーを通じて車両・建機点検管理アプリを2日で作成。紛失や破損リスクがある紙の点検用紙をアプリに置き換えたことで、漏れなく、効率的に点検管理を行えるようになった上、社員の点検意識が高まり、故障の予防につながっている
課題・目的
- 法律で義務化されている車両や建機点検は、故障を予防するためにも確実に実施し情報を管理したい
- 紙の点検用紙が紛失/破損した際は、現場での点検結果を事務所に戻って転記していた
- 雨で破れないよう用紙をラミネート加工したが、記入用ペンの紛失など課題が残った
- 現地にPCを持ち込んで、点検結果の入力も検討したが、立ち上げなどに手間がかかる
導入効果
- 現場で手軽に報告できるため、記録漏れなどがなくなり、点検管理品質が向上
- 点検の徹底によって故障を予防し、修理費用を削減。車両・建機が長持ちすることで費用対効果も向上
- 報告される走行距離に応じて、オイル交換のアラートが自動で届き、交換漏れを防止
- 社員が車両や建機の状態について意識する機会が増え、故障の早期発見につながった
作成したアプリ画面
アプリ活用イメージ
現場で点検結果を入力している様子
紙と違い、破損や紛失リスクがなくなった
事務所ではリアルタイムで情報を確認できる
プッシュ通知に加え、
メールでも交換時期が自動送信される
紙では記入の手間がかかり、記入漏れも発生
運用イメージ
選定ポイント
- モバイルアプリなら、紙とPCの課題を同時に解決でき、若い社員が増えてきている状況にも合っている
- 建設業での実績が既にあった
- 項目を追加したり、入力を選択方式にしたり、自社の業務に合わせたアプリを簡単に開発できる
- スタンドアロンで運用でき、他の建機管理システムとの相性を気にせずに現場のIT化を推進できる
ユーザーのひと言
今回のアプリは、Platioの導入をサポートしてくれたパートナーのスイッチ社が2日で作成してくれ、そんなに簡単につくれるのかと、とても驚きました。
若い社員も増えているので、今後も使い勝手の良いスマホやアプリでの業務改善を行っていきたいです。Platioなら、入力形式を簡単にするなど、カスタマイズも手軽にできるので、ベテランの社員に配慮したアプリづくりができます。
アプリに蓄積したデータは、車両や建機が故障したときにどれくらい前から兆候があったのかなどを振り返る材料としても使えると期待しています。
株式会社小坂田建設 代表取締役 小坂田 英明 氏