株式会社クラシック様
オフラインでも報告できるアプリで、倉庫の稼働状況を迅速に把握
報告データが蓄積され、倉庫スペースの効率的な運用と長期的なデータ分析が可能に
株式会社クラシックは1977年の創業以来、輸入切花のパイオニアである。成田空港付近に拠点を持ち、商品を適切な温度で管理するための冷蔵倉庫が約3,000㎡と、業界でも他に類を見ないレベルの施設を有している。
同社では、冷蔵倉庫を効率的に利用するため格納状況や占有率などの共有をチャットでおこなっていた。しかし時間の経過で情報が埋もれてしまったり、確認したい情報に辿り着くのに時間を要する為、投稿や確認が容易にできる倉庫管理用の業務アプリを作成した。
事例のポイント
Platioで稼働状況や占有率を冷蔵倉庫ごとに確認できる「冷蔵倉庫状況確認アプリ」を1日(1.5時間)で作成。視覚的に把握できるよう、アプリで冷蔵庫内を撮影した動画や写真も添付できる仕様にした。高い稼働率を登録した際だけプッシュ通知が送られるようにし、情報の優先度に高低を付けアラートを見落とさないように工夫した。整理された情報を基に分析が進み、冷蔵庫の限られたスペースを効率的に運用する事が可能となった。
課題・目的
- チャットで共有される膨大な情報の中から 、特定の倉庫状況のみを手軽に確認したい
- 報告コメントの平打ちや、オフラインの庫内では使用できないチャットなど報告者の作業を軽減させたい
- 冷蔵庫ごとに一覧で履歴を確認できるようにして、報告データも記録として積み上げたい
導入効果
- 冷蔵庫毎や時間経過という異なる軸から一覧で閲覧でき、状況をスムーズに把握できるようになった
- 選択式の入力項目を設けたり、オンライン・オフラインを意識しない操作性により作業効率が向上
- 冷蔵庫毎の稼働記録が蓄積されていくので、長期な視点で運用計画を立てられる機会が創出された
作成したアプリ画面
アプリ活用の様子
オフラインの倉庫でもその場で報告
倉庫のスペース状況は動画でも共有できる
運用イメージ
Platio選定ポイント
- 高い専門知識が無くてもアプリが作れる
- モバイルに特化したUIで、誰でも直感的にアプリを操作できる
- 写真や動画、QR読み取りなどカスタマイズできるフィールド(項目)が豊富で拡張性がある
- アプリで報告されたデータをcsvやExcelで出力でき、すぐに分析に活用できる
ユーザーのひと言
コロナ禍における社員の健康管理のため、検温報告アプリを探していたのをきっかけにPlatioを知りました。今回作成した「冷蔵庫状況確認アプリ」では、報告する側の作業が軽減でき、受け取る側も必要な情報に早く辿り着くことが可能になり作成して非常に良かったと感じます。
また、冷蔵庫の占有率データを蓄積することで長期的なデータ分析ができるようになったので、今後はそのデータをもとに、自社施設のキャパシティにフィットした入出荷タイミングの精度をさらに向上させる等、より戦略的なロジスティック業務の運用改善に役立てたいと考えています。こうした取り組みで、お客様が望まれる商品を安定してご提供できる体制をより強化できるものと確信しています。
経営企画本部 管理グループ 田中 賢哉 氏
Platio導入事例集
Platioの導入事例をひとつにまとめました。小売業やサービス業、医療法人まで幅広い事例を掲載しています。導入背景や課題、どんなアプリを活用して効果を上げたのか、導入担当者の声も交えてご紹介しています。
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