NTT東日本 茨城支店 様
現場の“匠の技”記録アプリを
2日で作り、技術継承を効率化
年間1000時間の業務を削減し、
ノウハウ蓄積による若手育成を効率的に推進
NTT東日本グループの一員であるNTT東日本 茨城支店。ネットワークサービスなどの提供に加えて、電気通信設備の構築や管理、保守を担っている。ガスや電気など、他のインフラ企業が地面を掘り起こして工事を行う際は、各社依頼のもと立ち会い、管路※の埋設位置などを説明。スムーズな工事に協力する。しかし、長年立ち会いを担当してきたベテランたちが高齢化しており、若手社員へのノウハウ継承が急務に。そこで、 Platioで現場のノウハウをその場で報告できるアプリを2日で作成し、効率的かつ信頼性の高い情報を蓄積できるようにしている。
※主に電線や光通信などのケーブルを地下に埋設するための専用の管
事例のポイント
工事立ち会い時、工事内容やベテランのノウハウを記録するアプリを2日で作成。年間1000時間の業務を削減しつつ、効率的に業務ノウハウの蓄積と共有を実現し、若手育成につなげている。
課題・目的
- 社外工事立ち会い業務の要はベテランの経験と勘。そのノウハウを蓄積し、若手に継承したい
- 道路の拡幅など、様々な工事が繰り返された結果、現況と図面が異なっていることがしばしばある
- 帰社後、工事現場での図面との差異や気付きなどをパワーポイントにまとめていたが、記憶が曖昧になったり、忘れたりすることもあった
導入効果
- 記憶が曖昧になる前に、工事現場で情報を入力。写真も駆使した質の高い情報を確実に蓄積
- 蓄積した工事記録などのノウハウを活かし、現況と図面の違いなど、イレギュラーな事態への対応力を強化
- 地図表示を活かし、事前に現場近くの工事記録をスマホから手軽に確認可能
- スマホから現場でスムーズに報告が完了、パワーポイントに比べて、1年間で1000時間もの業務を削減
作成したアプリ画面
アプリ活用イメージ
過去の工事履歴なども現場で確認できる
現場の写真や位置情報の登録もアプリで行える
運用イメージ
選定ポイント
- 持ち運びやすいスマホで、どこからでも報告・情報共有ができる「現場向き」のサービスである点
- 簡単にアプリを開発・改修できることから、とにかく使ってみて、アジャイル的にアプリを育てていける
- 報告に必要な位置情報の自動取得や写真添付が簡単にできる
- 無料で利用できる期間があり、使い勝手などを、実際に確認することができる
ユーザーのひと言
現場業務において、データ活用による新たな価値創出に繋がるようなDXを推進していきたいと考えていたところ、たまたまテレビCMでPlatioの存在を知り、まずは試してみようと軽い気持ちでトライアルしてみました。
Platioは想像以上に使いやすく、またアステリアさんのサポートもとても親切で今回の事例に限らず様々な業務に活用できるのではと感じています。
設備部長 兼 渉外部長 DX推進アドバイザー 佐々木 理 氏
アプリ開発と聞き敷居が高く感じていましたが、2日でアプリを開発できました。アジャイル開発が出来るのがとても便利だと感じています。
Platioを活用したカイゼン動画が社内で高く評価され、社内表彰も受けました。今後は業務全般の情報を統合的に確認できるアプリに改善していく予定です。蓄積したノウハウやデータを活用することで、若手でもすぐに現場に適応できると考えています。
設備部 水戸サービスセンタ 畠中 翔司 氏
新しい担当に異動して数ヶ月、現場での経験が少ない中で業務を行うことに不安を感じていたところ、Platioを利用した施策が始まりました。
自分を含め、皆が経験した現場やノウハウを登録していくことで、データの蓄積・共有ができるのはもちろん、現場の擬似経験をすることで自分の足りない経験値の補助にも活用できています!
設備部 水戸サービスセンタ 浦瀨 晴嗣 氏
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