こんにちは、Platioブログ担当です。
2018年9月20日〜21日に開催したGoogle Cloud Next ’18 in Tokyo に出展し、モバイルアプリ制作プラットフォーム「Platio」とデータ連携ツール「ASTERIA Warp」、エッジコンピューティングミドルウェア「Gravio」を展示しました。
当社ブースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。お陰様で盛況のうちに会期を終えることができました。

Platioブースでは、Google Cloud Service(Vision API)と連携した、OCR※ソリューションを展示しました。
※Opticalaligncenter Character Recognition/Reader、オーシーアール、光学的文字認識

具体的には、Platioで作成した「名刺OCRアプリ」で名刺を撮影・保存すると、Google Cloud Serviceが名刺の写真から、名刺上の文字情報を自動的にテキストデータに変換し、アプリにテキストデータが追加登録されるというデモを紹介しました。
やり方はとっても簡単!アプリで写真を撮って、保存するだけで名刺情報がテキストデータとして閲覧できるようになります🎵

テキスト化されることで、名刺写真ではできなかった「検索」機能を使うことができるようになります!また、その後のデータ活用もスムーズです👍
展示会の来場者情報をその場ですぐに検索して確認できるため、誰が来ているかスピーディーに把握することが可能です。アプリにコメント欄を追加すれば、応対コメントをその場で手軽に登録できます。登録された情報は、アプリやブラウザ上で確認できるため、どこからでも対応状況を把握して、迅速なフォロー活動にも繋がります。
展示ブースという限られたスペースでも、手軽かつ迅速にモバイルで情報登録や状況確認ができるため、運営面でも大きな魅力となりそうです✨
本ソリューションの構成図は以下の様になっています。

Platioは、モバイルアプリを素早く作成し、現場の写真や位置情報などを手軽に収集することができるアプリ制作プラットフォームです。APIやWebhookといった連携機能を持っているため、様々なサービスと連携することができます。
今回はGoogleの各種サービスと連携し、AI機械学習を活用したOCRアプリをご紹介しました。
それでは最後に、「名刺OCRアプリ」がどの様に動作するのか、アプリの操作手順をご紹介します。
名刺OCRアプリの使い方

1)名刺OCRアプリで「+」ボタンをタップして新規レコードを追加します

2)写真フィールド(項目)でカメラボタンをタップします

3)モバイルのカメラ機能が起動するので名刺の写真を撮影します

4)撮影データを確認し、「写真を使用」ボタンをタップします

5)撮影データの登録が完了同様に名刺の裏面も登録します

6)「✓」ボタンをタップしてレコードを保存します

7)保存したレコードが一覧画面に表示され、同時にGoogle Cloud Serviceに連携します。

8)少し待つと画像データがテキストデータに変換され、一覧画面に情報が反映されます

9)レコードを開くと、テキストデータの詳細が確認できます
以上が名刺OCRアプリの使い方でした。9枚の画面ショットでご案内していますが、実際には名刺写真を撮って保存するだけなので、かなりスピーディーに情報の登録と共有が可能です😉
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